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マーチブラウンを巻く

マーチブラウンのタイイング(タナットバージョン)
1 良質なマテリアルを選ぶ
 コンプリートから選ぶとフックサイズに合わせやすい
2 フックに合ったパーツに揃える
 テール材・ウイング材はファイバー長さ別に分けておく
3 バイスでフックを固定する
 初めはフックサイズ#4くらいが巻きやすい
4 細いシルバーフラットティンセルでタグを作る
 テール側に4回転ほど巻き、戻りながら二重に巻いて仕上げる
5 レモンウッドダックのテールをセットする
 バーの模様の無いところを使い、カーブを生かした形にする
6 少し幅の広いシルバーティンセルをセットする
 タグより少し幅広いシルバーフラットティンセルをセットする
7 野うさぎの耳、又は顔の毛でボディーを作る
 ダビングする前にアンダーファーの余分を取り除くようにする
8 ボディーティンセルでファーボディーにリブを作る
 間隔を同じになるようにしてなるべく強く締める
9 パートリッジのフェザーでハックルを作る
 量を少なくする場合は、片側のみにして巻く
10 スレッドにワックスをかける
 ウィングを留めるところをスレッドで整える
11 左ウィングを少しづつ締め込む感じで3回転で留める
 ウィングの下側がシャンクの半分のところで留まるように爪で押さえる
12 右ウィングを左ウィングに長さを合わせながら留める
 テールに合わせながら留めると良い
13 ストークを持って左右のバランスと角度をを調整する
 ホリゾンタルになるよう爪も使いながらバランスの良い形にする
14 スレッドでヘッドを整える
 ワックスを効かせ丁寧に形を整える
15 キャップホール・ケルソン・ハーディー・フランシスのパターンも巻くと良い
16 ボディーファー材のシルバーモンキーはスクイレル等シルバーグレー系のボディー
 材を代用しても良い 


主に使用するマテリアル

ヘンフェザント

艶のある良質なものを選ぶと良い

パートリッジ

他のパートリッジも使うと良い

ヘンフェザントのセンターテール

模様に個体差があるので複数持つと良い

別の種類のテール材

雌の雉の多くは奇麗なウィング材となる

ハーズマスク、ティンセルとシルク

フックサイズに合わせたティンセルを使う

サマーダックのボディフェザー

テール材は張りのあるところを使う


タイイング手順
タグとテール

ティンセルのタグを作る。
3~4回転で仕上がるようにする。
テールを作る
ウッドダックのフェザーのカーブを上手く利用して形を整える

ボディとリブ

ボディーをダビングで作る
多めに巻くと良い
リブを取り付ける
リブの取り付けはフックの真下より若干向こう側に取り付ける。
リブは若干太めのものを選び、ボディに食い込むように仕上げる。

スロートハックル

ハックルを作る
長さと量に細心の注意を払いながら巻く

ボディの完成

スロートハックルは、マテリアルがよく開くように巻き、後方に若干倒れるように巻く。マテリアルの取り付けには、スレッドにワックスをかける
粘度の高い良質なワックスを使う

ウィング材の準備

ウイング材を用意する
ウイング材はストークを残した状態で準備する
ウィングの左右のガラが揃うのが望ましい。

左ウィングの取り付け

左ウイングをセットする
左手の爪でシャンクの下側に巻き込まないよう押さえて巻く

右ウィングの取り付け

右ウイングをセットする
左ウイングとテールで合わせ、互いに押し合うように留める
余分なマテリアルを切るときはブレード薄いシザースを使いヘッドが美しく仕上がるように注意する。

完成

ウイングの左右のバランスを調整する
ホリゾンタルになるようにストークを持ってバランスを整える
完成
ウイング角度と左右のバランスを確認する


マーチブラウンのレシピ
http://flyhonmonoya.web.fc2.com/tying/marchbrown_t/mbt.html


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