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釣れる色について 2

釣れる色について 2

黄色・・・・・・・・。
黄色、イエローからチャートリュス(蛍光色)も黄色の分類に入ると考えられる。
黄色の色素は自然界の昆虫・魚類、鳥類いのあまねく存在し、多くの生物が色々な目的で利用していて、生物界の中でも作出し易い色なのか、又は自分の身を護り、又は隠す。生存に不可欠な色素の一つではないだろうか。
釣れる・釣れないは読者の判断に任せるとして、黄色は自然界に多く存在する色、特に魚類の場合周辺の色、河川も黄色く見えたり、そこに生息するあまたの魚類も黄色の色素を多く持っている。

さてシーズン開幕を迎え、どんな色のフライを投げるか!?先人達のフライにスプリングフライと呼ばれるカテゴリーがある。
E・フイッツギボン氏のパターンに多く発表されているスプリングフライは黄色がメインに使用されていて黄色く見えるフライが多い。
当時、美しい黄色を染色するのは困難だった事だろう・・・・・彼らは植民地からの珍しい鳥の中に黄色い羽を見つけこれを利用した。

以前に記載したが、黄色はティーウォーターでも、シアンのクリアーウォーターでも目立つ様に人の目からは見える・・・・・が果たしてそうだろうか??
夏になると澄んだ水だがあんなに小さいフライに2尺のヤマメは喰らいつく、雪解け混じりで濁った水でもやはり一番目立つと見える。(人間が見て目立つと言っているだけ。)一番目立つのは黒だが、黄色い大きなフライを先人達は利用している。

黄色は果たして目立つ色なのだろうか?サンゴ礁に生息する魚には黄色の魚が多い、キイロハギは全身黄色だし、フウライチョウチョウウオ・トゲチョウチョウウオ・並チョウ・アミチョウチョウウオ上げればキリが無い。
サンゴ礁に生息する魚類の保護色は黄色が多い、シアンの青い水に溶け込んで殆ど見えなくなる。
淡水魚にも黄色い魚は少なくないし、サケマス属にも黄色の色素は多く存在する。
赤を、オレンジを、緑を魚が作りだす色には黄色が隠れている。
黄色が裏に隠された色は多い。


先人達のパターンにも黄色が一部使用されたパターンが多い、ボディ・テール等に幅広く利用されている。
指摘考察だが、イエローテールが多くのチョウチョウウオの体色と被って仕方がない。
エフェメラ10番、エフェメラ4番、エフェメラ・ゼネラルフライ4番(ボディが黄色で・GPイエローランプ)イエローのタグ・テールのフライとチョウチョウウオの色彩が被る。

スプリングフライはマコウの黄色い羽を堂々たるウイングに使用していて、まるでチョウチョウウオの様に見える。
先人達は何を思い黄色を多用したのだろう。
スプリングフライの代表的カラーは黄色が多い、黄色を主体としたフライは自ずと春の増水時に多いと記載されているし、記載されているから多くのアングラーが参考にし、多く使用され又釣れる。

渇水時も黄色いフライが効果的とも書かれているので、いわゆる万能フライカラーとも考えられる。
黄色いフライが釣れる春、先日記載したが、無論赤でも効果的な場合は存在するはず。
エフェメラ12番ジャッカスは作ってみると茶色と言うより赤いフライに見えてくる。
12番ジャッカスをE・フイッツギボンはどんな川でもどんな場合でも良く釣れるフライとして推薦している。
又、黄色を多く使用したフライも多くの河川・季節を選ばないゼネラル・フライとして推奨している。
但し、フライサイズに関しては指定してありサイズを重視している。
サーモンフイッシングに於いてはダウンクロスでフライをドリフトさせフライを捉えさせる。
イエローテール・イエロータグのフライのシルエットはどう映るのだろう・・・・・・。
全く関係無いが、サンゴ礁に住む大型の捕食魚がチョウチョウウオを捕食しようとしたら・・・・・!?
チョウチョウウオとイエロータグのフライ、イエローを多く使用したフライの後方シルエットが被ると思っているのは個人的見解だが、黄色いフライは良く釣れる。
本当によく釣れる。




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