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The Traditional Fly Fishing NEXT 2

言っておかなくてはならないことがある。
このページでいうチェリーサーモンとはもちろん、サクラマスであるが、戻りヤマメ・超大型のヤマメも含めて、話を進めていこうと思っている。
季節がら、戻りヤマメと呼びたいが、これらをすべてチェリーサーモンと呼ぶことにする。

釣り人は、キャスティングやタイイングがうまいが、釣りはあまりうまくないタイプや、キャスティングやタイイングがあまりうまくないが、魚釣りはうまいタイプ、いろいろなタイプがいると思う。
十人十色のタイプにすべて合わせたことを書いていくことは非常に難しいことである。
お互いが切磋琢磨しあい、レベルが上がっていくのが望ましいことではないか・・・・・・。
このページは、釣り道具屋のおやじのつぶやきのページとでも、思っていただきたい。



こんなフライで釣ってみたい。
そういう願望があっていいのではないか・・・・・。(オオヤマメは数本釣っているが・・・・)


ちょっと一言
サクラマス及びヤマメと呼ばれる鮭科魚類の一種は学名(oncorhnchus masou masou)と呼ばれ、河川残留個体を通称ヤマメと呼び、降海型をサクラマスと呼ぶ。
両者は学術上の分類は一種類であり、多くの鮭・鱒は河川残留個体と降海型とで、呼び名が変わるものが多い。
ニジマスはスチールヘッド(Oncorhunchus  mykiss)と呼ばれ、ブラウントラウトはシートラウト(Salmo tratta)呼ばれる。呼び名が変化しても学術上は同じ種類である。
特に、日本の場合は内水面漁協の規則の関係上サクラマス(昔は漁業資源だった)とヤマメと呼び名を変えたかったとの見解がじじつであると思われる。
日本の歴史的背景が大きくこの事実に関係してくる。
歴史的背景は古く江戸時代以前にさかのぼり斐太日記(今の岐阜飛騨市・高山市)という文献、今の宮川で捕れた魚の記録によると、5月~6月7月に鱒何貫目という項目が明確に記載されており、こんな時代から確実に鮭と鱒は明確に分類されていたのである。
それはなぜかというと、税金の問題である。
当時、藩主は魚に税金をかけていた。捕れた魚の種類と漁獲に応じて税金を徴収していたのである。
法律とか規則で規制を作るのに、呼び名を変えることが、いちばんやさしく誰にでもわかりやすいことだからである。
海に下ったらサクラマスと呼び、規制の対象にして、今では高額な遊魚料を徴収するのに、都合がいいわけである。
戻りヤマメは、高額な遊魚料が取りにくく規制をかけるのが曖昧になってしまうのである。
これらの歴史的背景からもわかるようにサクラマスは河川で生活する人において大切な収入であった。
今、内水面漁業生活従事者が減少している。各漁協が有効な利用を考えた時、昔から流れをくんで、サクラマスは貴重な資源で高価で希少でしかも高額だから!!
単純な理由づけで・・・・・・・今の遊魚料に反映されているのが事実である。
ダムがほとんどない明治・昭和40年以前、今の100倍以上捕れたらしい。
この事実は国と漁協には都合の悪い事実であって、他の何物にも変えられないのである。


後期のチェリーサーモンフライ その2



こんなフライも使った。
私の好きなパロットを使ったフライたちである。
不思議な魅力、パロットフライ。はまると何とも言えなく、可愛いのである。
なんでこんな派手で、かわいらしいフライにチェリーサーモンたちは魅力を感じるのか?
よくわからないが、時にはキラーフライになる。
季節がら、フックサイズは、#6より小さいものばかりだ。#14まではよく使っていた。
ウェットフライの選び方って難しいと思う。
一つのヒントとして
大きなフライは、ハイウォーター・低水温・濁り・暗(光の関係)・ドラッグの釣り・・・・・
小さいフライは、ローウォーター・高水温・クリアウォーター・明(光の関係)・おとなしい流し方・・・・・・
このほかに、いつも考えることは、空の色と背景の色、日向と日陰・・・・・・・。
いろんなことを考えてしまう。
これからの季節は、小さいフライ、おとなしい流し方が、いい。

水温とフライサイズ(私見解)

水温(単位℃) フックサイズ
9~10   4~8
10~11  6~10
11~12  8~10
12~13  8~10
13~14  8~12
14~15  8~12
15以上   10~16

上記の表は、私的な見解である。
もちろん、大きなものを捕食しているれば、捕食対象物のサイズになる。
後期のチェリーサーモンは大きなフライはとらえない。
フックはダブルフックやトレブルフックも多用する。
ここでのフックは、KenSawada ブラックスペイ・ダブルローウォーターサーモン・ダブルサーモンを基準にしている。
トレブルやダブルフックの#12・14・16は、Esmond DruryもしくはSpriteを基準している。







釣り方はサイズに合わせた釣りであるから、ハンギングフライやナチュラルに近いドリフト・目の前に届けるイメージの釣りになる。
ラインテンションは、かなり、弱いことも付け加えておく。

                                             2013 6/11

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