忍者ブログ
フライフィッシングプロショップ
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

The Traditional Fly Fishing NEXT 8

The Traditional Fly Fishing NEXT 8

The Cherry Salmon Flies

本格派?
本格派って何、どういう釣り人のことを言うのだろうか?
定義があるとすれば、そのジャンルにおいて、本質を理解した上で実践し、追い求め結果を出す人だと思う。
フライフィッシングは相当な時間とある程度のお金をかけないと本格派にはなれないのは事実であると思う。それととても大事なことは、フライフィッシングにかける熱い情熱ではないか・・・・。
1匹の魚が釣りたい、1本のフライを巻きたい、遠くまでキャストしたい、いろいろな思いがあると思うが、ひとそれそれである。
この問題を考えると、ため息ばかりである。
誰も人の釣りを否定することはできない。十人十色の考え方や形があっていいと思う。
しかし、本格派ということを考えるとどうすればいいかわからなくなる時がある。
強いあこがれ、大きな望み、スター性、技術、人柄、歴史、実績、知識(順不同、思いのまま書いてみた)、いろいろな言葉が巡る。
自分の思う本格派と他人の思う本格派は違うのかもしれない。きっと違うだろう・・・・。
未熟者が考えることではないのかもしれないが、見えないこのことに、こだわっていきたいと思う。
ただ一つ、言えることは紳士であるべきではないか・・・・。
本格派と言われたいのではない、この伝統ある遊びと長くつきあい、向き合っていたい。ただ、そう考えるだけである。
本格派と言われるフライマン達は、フライフィッシングの伝統を重んじつつも格式に縛られすぎず、多くの同好者達に支持される新しい事柄を生み出し、厳しい状況の実釣でも、結果を残し続ける釣り人ではないかと思う。もちろん、伝統と歴史をふまえての話であるが・・・・・

次の文はあるお客さんからである。

自分は本格派って何それ!???みたいな感じですよ。ただ好きなだけ!好きだから極めて行きたいし、本質的に理解したい・・・・例えばキャスティング教室なんて開いているプロ???殆んどニセモノですね!本物は本当に少ない。魚にしてもそう!サクラマス・虹鱒と言っても、生態学的に、生理学的に・解剖学に・・・。可哀想ですが、解剖したりしなければ解らない事、飼育しなければ解らない事、沢山あります。だから自分は結果的に突き詰めたいから、学校まで行って、しかも釣りが直ぐにしたいし、川に近いから、生活基盤も魚の多い、○○県に移しました(笑)。最近流行りのダブルハンドも低番手が売れてますよね!?あれ自分にはあまり意味ないんですよ!?訳が解らない。飛ばないから?北海道に住んでいて、河畔林の生い茂る河川をウェーディングしてダウンクロスで探る。湖畔林が被る場所でバックが取れないし、着水音を静かに・・なら意味が通じますが、今は違う使い方をしているのはメーカーの策略に消費者が踊らされているだけ。結果的な事象を求める前にプロセスをキッチリ修得すれば結果は付いて来ると思いますし、むしろスキルは高くなるし、得るものが増える。手間を省けば獲る物も少なくなると思います。

彼らしい考え方だと思う。
彼の言っている本物とは本格派のことを言うのか、聞いてみたいと思う・・・。

もう少しでいいから、努力しようよ。
ゴルフクラブを買って、次の日にコースデビューする人は誰もいない。
打ちっぱなしに通って、レッスンプロにレッスンを受けて、教えたがりの、言い訳上手な自称シングルさんに教えてもらって、ある程度になってから、コースデビューするはずである。
もっとも、無駄な練習を重ねていたのなら、いい指導者に巡り会っていなかったのなら、コースで大汗をかくのだが・・・・。

真っ正面から向き合うことがだいじだと思う。

本格派、このテーマは答えがでないのかも知れない・・・。
わかっていることは、自分から名乗るものではない、評価は周りがするものだということだけだ・・・・。
機会があれば、またこのテーマにふれてみたいと思っている。




カネマラブラック
正確には、アイルランドのConnema地方(キジが沢山いる山)のブラック。コネマラブラックが正しい発音である。
イブニングライズの釣りによく使ったフライである。よく釣れ、タイイングもそれほど難しくない。いいフライである。
チェリーサーモンの釣りにはダブルフックに巻いた#6〜#10をよく使った。
ロォーウォーターの釣り、難しくなった彼女に会いたくて、釣りたくて、いろいろなことを試したくて、考えたくて、北によく渡った。
北は最高のフィールドである。そこで出会った人たちも最高であった。
試行錯誤は魚が多くいるところでなくては、何も試せない。地元の釣り人も万歳する頃が、試行錯誤のベストシーズンである。
その頃の彼女達は、大きく悩む私をいじめ、成長させてくれた。
北の大地、今でも、悩んだら出かけていきたい。
まだまだ、改良の余地はあると思うが、フローティングライン、ロングリーダーの釣りをレベルの高い釣りに育ててくれたのも、大好きな北である。
今は、神経戦のような戦いを関東で楽しんでる。
今年は9月の禁漁まで、つれない釣りを続け、何かを得たいと思っている。
       
                 2013/7/23



拍手[11回]

PR